転職を考える人々の中には、自分の希望するキャリアに進むための夢を抱きながらも、なかなか踏み出せない人も少なくありません。転職は一大決断であり、不安やリスクを伴います。しかし、それらの壁を乗り越えることができれば、新しい世界が広がります。このブログでは、転職を考えるあなたに向けて、実体験をもとにした成功への道を切り拓くためのヒントやアドバイスをたくさん書こうと思います。一歩踏み出す勇気を持って、新たなキャリアに挑戦してみませんか?
こんにちは。wooです。
前回は転職の実際の流れを解説しました。前回も話した通り、難しいことはなく少しの勇気があれば転職は可能です。まだ読まれていない方はぜひこちらをご確認ください!
今回は、実体験をもとに未経験業界への転職をいかにして成功させたかを解説していきます。
自己紹介
自衛隊→中堅IT企業→国内最大手の通信業界企業に転職して年収をアップさせました!
1回目の転職は何のスキルも知識もない中での転職活動でしたので正直しんどかったです。
今思い返してみると当時どのように転職活動をすべきだったのかを書き記したいと思います。
転職で後悔しないために!「本当に大切なこと」を見極める優先順位のつけ方
「転職したいけど、何を一番に考えればいいんだろう…?」
人生における大きな決断の一つである転職。給与、やりがい、ワークライフバランス…様々な要素が頭を駆け巡り、何から考えれば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
かの有名なスティーブ・ジョブズも言いました。
“あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きるな。ドグマにとらわれるな。それは他人の思考の結果で生きていることと同じだ。他人の意見があなたの内なる声をかき消さないようにしろ。そして最も重要なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つことだ。”
転職も同じです。他人の意見や一般的な価値観に流されるのではなく、「自分にとって本当に大切なことは何か?」を見極め、優先順位をつけることが、後悔しない転職への第一歩です。
私の場合は、「ワークライフバランス>業界>年収>やりがい」とざっくり決めて、応募の段階や内定が出たタイミングなどで振り返るようにしておりました!
転職で考えるべき「5つの優先順位」
転職を考える際、多くの要素が選択肢として挙がりますが、ここでは特に重要な5つの優先順位について解説します。
1.「Will(Will):やりたいこと、情熱を持てること」
「情熱は仕事の原動力だ。情熱がなければ、ただの労働になってしまう。」 – オプラ・ウィンフリー
まず最初に考えるべきは、「自分が本当にやりたいことは何か?」「情熱を持って取り組めることは何か?」というWill(Will)の側面です。
日々の仕事に喜びや充実感を感じられるか、自分の興味や価値観と合致しているかは、長期的なキャリアを築く上で非常に重要です。たとえ条件面が良くても、興味のない仕事ではモチベーションを維持することが難しく、行き詰まってしまう可能性があります。
- 自問自答のヒント:
- どんな時に時間があっという間に過ぎると感じるか?
- どんな仕事内容なら、困難に立ち向かえるモチベーションを保てるか?
- 自分のスキルや経験を活かして、どんな社会貢献をしたいか?
2.「Can(Can):できること、活かせるスキル」
次に考慮すべきは、「自分は何ができるのか?」「これまでの経験で培ってきたスキルをどのように活かせるのか?」というCan(Can)の側面です。
自分の強みやスキルを活かせる仕事を選ぶことで、入社後の早期活躍が期待できますし、自信を持って仕事に取り組むことができます。未経験の分野に挑戦する場合でも、これまでの経験から transferable skills(汎用性の高いスキル)を見つけ出し、アピールすることが重要です。
私の場合は、IT業界の経験がなくても航空業界の経験はあったのでそこが活かせますということを語れるところに内定を出していただくことができました!
業界は違ってもIT業界から〇〇業界向けのサービスを出しているところなどを見つけていくのも一つの手だと思います。
- 棚卸しのヒント:
- これまでの職務経歴で、どのような成果を上げてきたか?
- 得意なこと、人から頼られることは何か?
- どのようなスキルをさらに伸ばしていきたいか?
3.「Must(Must):譲れない条件、生活に必要なこと」
「成功とは、自分が本当にやりたいことを、自分が本当にすべき方法で、自分が本当にいるべき場所でやることだ。」 – マイク・ロウ
Must(Must)は、「これだけは譲れない」という条件や、生活していく上でどうしても必要な要素です。例えば、給与水準、勤務地、勤務時間、福利厚生などが挙げられます。
WillやCanも重要ですが、Mustの条件を満たしていなければ、長期的に安定したキャリアを築くことは難しいでしょう。自分のライフスタイルや価値観に合わせて、優先順位の高いMust条件を明確にしておくことが大切です。
ここは本当に大事だと思います。年収が良くても他の条件がダメなら(残業時間がかなり長い など)それを天秤にかけて検討すべきだと強く思います。
- 明確化のヒント:
- 最低限必要な年収はいくらか?
- 通勤時間はどのくらいまで許容できるか?
- 家族との時間を大切にしたいなど、ワークライフバランスにおいて重要なことは何か?
4.「Work Environment(働く環境):人間関係、企業文化」
日々の多くの時間を過ごすことになる職場環境は、仕事の満足度やパフォーマンスに大きく影響します。職場の人間関係、企業文化、働き方などは、事前に把握することが難しい部分もありますが、可能な範囲で情報を集めるようにしましょう。
転職エージェントに相談したり、企業の口コミサイトを参考にしたりするのも有効です。面接の際に、職場の雰囲気やチーム構成などを質問してみるのも良いでしょう。
- 確認のヒント:
- どのような雰囲気の職場で働きたいか?(例:活気がある、落ち着いている、チームワーク重視など)
- 上司や同僚とのコミュニケーションは円滑か?
- 自分の価値観と企業の文化は合っているか?
5.「Growth(成長):キャリアアップ、自己実現」
最後に考えるべきは、その転職が「自分のキャリアにとってどのような成長をもたらすか?」「自己実現につながるか?」というGrowth(成長)の側面です。
新しいスキルを習得できる機会があるか、キャリアパスが描けるか、自分の市場価値を高めることができるかなどを考慮することで、将来的なキャリアの可能性を広げることができます。
- 展望のヒント:
- その企業で働くことで、どのようなスキルアップが期待できるか?
- 将来的にどのようなキャリアを目指したいか?
- 自分の成長が、企業の成長にどのように貢献できるか?
優先順位のつけ方:自分だけの「転職の軸」を見つけよう
これらの5つの優先順位は、全てが同じ重みを持つわけではありません。人によって、何を最も重視するかは異なります。
重要なのは、自分自身の価値観やキャリアプランに基づいて、それぞれの優先順位を明確にすることです。
例えば、「どうしてもやりたいことがある」という人にとってはWillが最優先になるかもしれませんし、「家族との時間を大切にしたい」という人にとってはMustのワークライフバランスが最も重要になるかもしれません。(私は後者でした)
自分にとっての「転職の軸」を定めることで、数多くの選択肢の中から、本当に自分に合った企業を見つけることができるはずです。
まとめ:後悔しない転職のために、自分と向き合う時間を大切に
転職は、あなたの人生を大きく左右する決断です。焦らずに、じっくりと自分と向き合い、本当に大切なことを見極めることから始めましょう。
スティーブ・ジョブズの言葉をもう一度思い出してください。
“Stay hungry. Stay foolish.”
常に向上心を持ち、既成概念にとらわれずに、自分らしいキャリアを切り拓いていきましょう。
皆さまの一歩を応援しております!
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